Mt.Fuji Musicは東日本大震災以降、音楽を通じた社会貢献活動として、チャリティーコンサートやライブの開催、CDの制作(詳細はコチラ)、被災地の吹奏楽部や音楽団体への支援、発展途上国の支援などを行っています。
↑ チャリティーCDのジャケット(岩手県大槌町の海と山と空の写真を使用しました)
活動状況
2011年3月の東日本大震災直後は、日本赤十字社や、こどもの音楽再生基金などへ寄付金を送っていましたが、実際のところ、どのように使われているかが分からないので、自分自身が現地にも赴く事ができ、活動の意義を実感出来る場所への支援をしたいと考えておりました。
そんな中、大きい組織からの援助がない所で、お金ではなく、楽器などの物資を実際に現地に届け、指導や一緒に演奏するなどして「絆」を深めている団体「楽器 for Kids」さんと出会い、協力を始めました。2014年3月、初めて派遣(大船渡〜気仙沼〜南三陸)に同行させていただき、その後も2014年7月、2015年3月も派遣に同行、2015年8月、2016年8月には個人で被災地を訪れています。
2014年には期間限定で、フィリピン・セブ島の貧困地域の子供たちへの音楽指導や、楽器やメンテナンス用品などの提供も行いました。
7年間色々な支援をさせていただいて感じた事は、なかなか僕個人のレベルでは、広範囲に渡る支援は難しいという事です。そうなると、人と人とが触れ合う、心のこもったお付き合い、支援が出来なくなってしまいます。2016年〜2017年は、楽器 for Kidsさんの活動で訪れた岩手県大槌町の「槌音プロジェクト」さんを中心に、ピンポイントで支援させていただきました(東京でのチャリティーライブ開催だけでなく、直接大槌町を訪れての演奏も行いました)。
また、支援する側の団体の趣旨が変わって来たり、される側も支援に慣れ、自立心やありがたみを失って来たりと、いろいろな姿を目の当たりにして来ました。これはただ寄付金を送ったり、SNSだけで活動の様子を見ているだけでは絶対に分からない事です。
2018年以降は、ベネズエラで始まった音楽教育プロジェクトのエル・システマジャパンさんに寄付をし、岩手県大槌町や福島県相馬市の復興支援のための音楽事業のお手伝いをさせていただこうと思っています。
また、僕自身が作曲した復興支援ソング「You’ll Never Walk Alone」の演奏を呼び掛け、音楽で復興支援の輪を広げ、風化防止を呼び掛ける活動も始めました。
皆さま、今後ともご協力よろしくお願いいたします。
↓ 日々の活動報告はコチラ
https://mtfujimusic.com/category/charity/
これまでのチャリティーコンサート&ライブでの収益や使い道などはコチラをご覧下さい。