アドリブセミナー初回には、簡単なジャズの歴史を説明しています。参考音源をYoutubeで集めましたので、是非参考にして下さい!(初回テキストは無料でダウンロード出来ます)
ジャズは19世紀末、西洋音楽とアメリカ音楽が融合し、ブルースやラグタイム、ニューオリンズのマーチングバンドなどの影響を受けて誕生しました。
ブルース
ラグタイム
ニューオリンズのマーチングバンド(伝統的なお葬式のバンド)
1930年代はスウィングジャズとして、ビッグバンドが主流となります。
グレン・ミラー「イン・ザ・ムード」
デューク・エリントン「A列車で行こう」
カウント・ベイシー「ワン・オクロック・ジャンプ」
1940年代に入り、アドリブ(即興演奏)を主体としたビバップが生まれます。
チャーリー・パーカー「コンファメイション」
ディジー・ガレスピー「チュニジアの夜」
1950年代に入り、ウエストコースト・ジャズ、クールジャズなどというモダン・ジャズや、教会旋法を用いたモード・ジャズが誕生します。やはりマイルス・デイビスは最重要人物だと言えるでしょう。
1960年代には、ブラジル音楽と融合したボサノヴァが誕生します。
スタン・ゲッツ&ジョアン・ジルベルト「イパネマの娘」(スタン・ゲッツのテナーサックスソロは2’35″〜)
この頃から、アコースティック楽器だけでなく、エレクトリック楽器が用いられ、ロックなテイストが入ったフュージョンと呼ばれる音楽へと展開して行きます。
マイルス・デイビスは常に革新的、実験的なサウンドを生み出したプレイヤーとして知られていて、この時代の音楽においても最重要人物と言えます。
Wikipediaによる解説(他のジャンルもジャズと密接に関係しているので、参考にすると良いでしょう)
http://ja.wikipedia.org/wiki/ジャズ
http://ja.wikipedia.org/wiki/ブルース
http://ja.wikipedia.org/wiki/リズム・アンド・ブルース
http://ja.wikipedia.org/wiki/ブルースロック
http://ja.wikipedia.org/wiki/ファンク