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これは、僕が主宰している大宮、船橋の2ヶ所のビッグバンド、ジャズアンサンブル教室の生徒さんによるコンサートで、大宮クラスの主催で、昨年に続き2回目となります。
生徒さんは、大宮、船橋からそれぞれ16名(計32名)が参加してくれました。
うちのクラスはリズム隊はおらず、普段はPCの伴奏を使用していて、本番の時のみプロにお願いしています。
今年は、北村真紀さん(ピアノ)、鉄井孝司さん(ベース)、黒田慎一郎さん(ドラム)の3名で、僕のライブやCDのレコーディングでもサポートしてくれている、もっとも信頼のおけるメンバーです(写真は宇都宮のジャズフェスでサポートしていただいた際の打ち上げの餃子屋さんです。笑)。
家と同じで、やはり土台がしっかりしていると安定感があり、上に乗っかる生徒さんの管楽器の音が引き立つんですよね!
そんなリズム隊に支えながら、大宮のスモールジャズアンサンブル、船橋のビッグバンド、大宮のビッグバンドの順で熱演を繰り広げました。
最後には出演者全員がステージに立ち、僕が東日本大震災の復興支援のシンボルとして作曲した「You’ ll Never Walk Alone」を演奏。大人数での演奏はとても迫力があり、さいたまから少しだけ元気を届けられたかと思います。
また、会場には募金箱を設置させていただき、¥14.300-集まりましたので、エル・システマジャパンさんに寄付をさせていただきました。
↓(エル・システマジャパンさんはこんな団体です)
http://www.elsistemajapan.org/
この会場は、普段からわりと頻繁にジャズイベントを開催しているようで、生徒さんの関係者だけでなく、一般のジャズファンの方にもご来場いただき、楽しんでいただく事が出来ました。
さらに今回は、音大生や一般の音楽愛好家のための楽器演奏可物件の管理、仲介を行なっている株式会社ソナーレ様と、僕が音楽ディレクターを務めている、若手音楽家支援のためのNPO法人、「ネクストステージ・プロジェクト」に協賛していただく事が出来ました(協賛金のほか、欠席の生徒さんのパートの代演経費、受付スタッフなどのサポートをしていただきました)。
ジャズやクラシックの生演奏の市場は決して広くないと思うのですが、一定数いるのは間違いないと思います。それぞれのニーズに合わせ、立場の違う人たちをマッチングさせる事も、僕に出来る仕事ではないかと考えています。
・自宅で練習出来る環境がほしい
・本番やレッスンでプロに助けてもらいたい
・今回のようなイベントを通して、コンサートの自主開催や教室運営のノウハウを学びたい
・音大ではクラシックを勉強していたけど、ジャズ、ポップスにも関わってみたい
・カメラマンとして自立するために、コンサートの写真を撮影する練習をしたい
・ただ単純に生演奏を聴きたい
こんな方々が同じ空間を共有していました。
バラバラに存在していたものを結びつける事で、何か相乗効果を生み出す事が出来るかもわかりません。
今後もこのような活動を続けていきたいと思います。
関係者の皆さま、ありがとうこざいました。
仲間も募集していますので、バンド参加希望の方も、是非ともご連絡いただければと思います!