このカテゴリーのブログでは、「One Point Lesson」という事で、アマチュアの方が、より効率的に楽器を練習し、上達出来るポイントなどを解説していきたいと思います。
現在僕は、トロンボーンの演奏の他、作編曲、楽器店でのレッスンなど、管楽器に関わる様々な分野で音楽活動を行っていますが、
その中で常々、
・音楽を楽しむ事において、プロ、アマの垣根はいらない
・仕事などで時間のない方々が、もっと効率よく上達出来る方法はないか、また、それをもっと(アマチュアの方に)還元する方法はないか
・情報過多の現代において、それらを整理し、有益な情報だけを厳選して届ける事は出来ないか
といった事を考えていました。
ちなみに大手楽器店のレッスンは、個人レッスンが1回30分(月3回)しかなく、それだけで(レッスン時だけ楽器を触る状況で)上手くなるのは難しいというのが正直な所です。
僕自身、仕事が忙しい日でも毎日出来るストレッチやブレス(呼吸)トレーニング、楽譜を読めるようにするための自習課題などを提供するノウハウはあるけど、時間に限りがあって伝えられない、また規定のテキストを使わなければいけないため、やりたくても出来ないといったジレンマがありました。
また、ビッグバンドのような大人数のクラスでは、当然アンサンブル中心のレッスンになるため、メンバーの中にアドリブを勉強したいという生徒さんがいても対応する事が出来ず、結果退会していくという事態も起きていました。
それから、例えば「アドリブを勉強してみたい」と思って入門書を買ってみたけど、いきなり難しいコードの事が書いてあったり、これを全て覚えましょう!と、大量のスケールが書かれていて挫折した事はありませんか?
世の中の専門書というのは、時に読者のためではなく、「どうだ、オレ凄いでしょ?オレはこんなにジャズの事を知ってるんだぜ!」というように、著者の権力誇示になってしまっている状況があるように感じます。
僕自身、職業上必要で買い揃えた教則本などは多々ありますが、ただ論文を読まされているようで役には立たなかったものも多く、実際に今でも使っているのは、ほんの一部です(もちろん良いものもたくさんありますよ)。
僕は指導や作編曲の幅を広げるために、サックスをはじめ、他の管楽器の練習もしていますが、意外に役立つ効率的な入門書や資料がないなと感じています。そんな訳で、自分でその教材を作り、皆さんに紹介していこうと思い立ちました!
今後、僕のHPを通じて、普段の練習に使える譜面や伴奏音源などを自作し、紹介していく予定です。それをあえて小出しにしていく事で、無理なく上達する事が出来るでしょう(僕が勉強している心理学や脳科学も取り入れていきます。この件はまた次回詳しく書きます)。
音楽はきっと、1人でやるよりも、人と合わせた方が楽しいですよね?ですが、個人練習をしっかりとやり、上達する事で、人と合わせる事がさらに楽しくなるのは間違いないでしょう。上達して、本番で大きな拍手をもらえば、自信にもつながります。
是非このサイトを通じて、上達のコツを掴んでいただけたらと思います!