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2021
11.14

Vol.1 なぜ音楽家はカラダを壊しやすいの?

皆さん初めまして!
音大卒の整体師の有賀健人(あるがけんと)と申します。

このたび、ご縁をいただきましてMt.Fuji Musicさんのサイトで記事を書かせていただくことになりました。

僕がここで書かせていただくテーマは

『音楽家さんのカラダ』

になります。

僕は『音大卒の整体師』という肩書きで活動していますが、普段は音楽家さんに限らず

・デスクワークの会社員さん
・立ちっぱなしの飲食店の店員さん
・色んな場所へ動き回る営業さん

といった方から

・俳優、役者さん
・クラシックバレエやジャズダンサーさん
・市民ランナーさん(アマチュア)

など、ここでは紹介しきれないほどいろんな方のカラダを診させていただいてます。

そういった方々のカラダを知ったうえで音楽家さんのカラダを診させていただいているので

・音楽家さんと一般の方のカラダの違い
・音楽家さんとダンサーさんなどの全身を動かす方との違い

がよくわかります。

自分で言うのも恥ずかしいですが

『音楽家さんのカラダの特徴を知っている整体師』

が僕になります。

ですので、こちらで僕がいろんな音楽家さんのカラダを診させていただいてきた経験からわかった

・音楽家さんのカラダの特徴
・音楽家さんならではのカラダの悩みの解決方法
・日々のカラダのメンテナンス情報

などをお伝えしていきたいと考えてますので、どうぞよろしくお願いいたします!

 

音楽家さんなぜカラダを壊しやすいのか?

では早速今回のテーマの本題に入りますが、これは多くの音楽家さんが経験されたり、悩んだり、あるいはご友人や知り合いの音楽家さんがこうなってしまった事を聞いたりなど、非常に身近にある事だと思います。

実際僕自身もピアノを弾いたりドラムを演奏したりしていた時(僕はプロまでのレベルまでは達してませんが、一応プロを目指していました)壊れるまでいかなくても

・演奏後に腕がパンパンになる
・腰が重くて動かしにくくなる
・首や肩が痛くなる

といった経験がありました。

上記の状態は、簡単に言うと
カラダの一部分に過剰な負荷がかかり続けた』状態
になり、この状態が長く続くといわゆる
慢性的な痛み』が起きるようになります。

ちなみに痛みには慢性的な痛み急性的な痛みの2つがありますが、簡単に説明すると前者は先ほどお伝えした通りの事が原因で痛みが発生し、後者は急な衝撃で引き起こされる痛みになります。

そして音楽家さんは、大抵の場合
長時間の練習のやり過ぎか、本番でカラダが過剰に緊張していつも以上に負担が大きくなった事によって起きる『慢性的な痛み』によってカラダが壊れてしまいます。

でもここで

『運動のし過ぎでカラダが壊れるのはわかるけど、楽器の練習だけで何故カラダが壊れてしまうのかなぁ?』

と疑問に思う方もいるでしょう。

ここに多くの音楽家さんが知らない事、そして誤解している事が隠されています。

 

音楽家さんが知らないカラダの秘密

では、その知らない事、誤解している事とは一体何でしょうか?

まず楽器演奏におけるカラダの使い方に注目してみます。

これは、どの楽器にも共通している事ですが、大半の音楽家さんは胴体(どうたい)を固くして演奏しています。

ちなみに胴体とは首から上、肩関節と股関節から先(カラダの末端)を省いた部分になります。

 

簡単に言うと、このマネキンの画像の様にカラダの中心部分の事ですが、その胴体を固めて演奏してしまうと、胴体以外の部分(上記の末端部分)に負担がかかりやすくなります。

その負担は、割としっかりとした運動並みか、それ以上の負担になりますので、あくまで僕が把握している範囲内になりますが、大半の音楽家さんは気が付かないうちにカラダの末端部分を相当酷使しています。

 

ですが、もし胴体を固めずに演奏出来ると、先ほどの末端部分への負担は劇的に減り、その結果

・長時間の演奏でも疲れない
・首、肩、腰が痛くならない

という事が普通になります。

肩こりや腰痛を抱えながら演奏をされている方からすると信じられないですよね?

でも、カラダの原理原則からすると、これは当たり前の事なんです。

 

え?長時間練習したら腕や肩が疲れるのは仕方ないんじゃないの?
そして首や肩や腕や腰が痛くなるのが普通じゃないの?

 

と思うかもしれませんが、胴体を使う、つまり


カラダの原理原則に基づいた使い方


をすれば長時間練習しても疲れませんし、首や肩や腕や腰が痛くなりません。

そして大半の音楽家さんが知らない事、誤解している事が

『長時間演奏していたらカラダが疲れるのが普通』

という事です。

本当は

『長時間演奏していても上手にカラダを使えていたら疲れない』

というのが真実です。

もちろん風邪などの体調不良で長時間演奏したらどんなに上手に使っても疲れますが、特に大きな不調や問題がないカラダの状態で、且つ使い方が上手であれば疲れる事はありません。

カラダが疲れなければ、悪くなったり壊れたりする事はありませんよね?

そして音楽家さんがなぜカラダを壊しやすいのか?に対する答えが

『音楽家さんは疲れが溜まりやすいカラダの使い方をする事が多い』
言い換えると
『音楽家さんは疲れが溜まらないカラダの使い方を知らない』

になります。

 

最後に

さて、ここまでいかがだったでしょうか?

疲れないカラダの使い方なんてあるんだぁ
使えば使うほどカラダは疲れるのが普通だと思ってたなぁ

と感じたのではないでしょうか?

でもそれと同時に

とは言っても、どうやって疲れないカラダの使い方を身につけたらいいんだろう?

みたいな疑問も浮かんでくると思います。

ですので、次回以降カラダの使い方の話はもちろん、そのほかにも最初のほうでお伝えしたような音楽家さんのお役に立てるカラダの話をしていきますので、どうぞ今後ともよろしくお願いいたします!

最後までお読みいただきありがとうございました!

記事を書いた人

有賀健人(あるがけんと)
有賀健人(あるがけんと)

長野県出身。7歳でピアノ、14歳でドラムを始める。小中高と野球部に所属しながら音大進学を目指し、洗足学園音楽大学 音楽・音響デザイン学科に合格。在学中、幅広く音楽に関する知識を学ぶ中で、「カラダの使い方が変われば音が変わる」という体験をし、それをきっかけにカラダの仕組みのトリコになる。卒業後、医療系国家資格を取得し、整形外科のリハビリ、整骨院勤務を経て、現在は都内でプライベート整体院を営む一方、ネットを中心に音楽家向けにカラダの大切さを伝える活動を行っている。

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