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2021
12.12

Vol.2 音楽家なら知っておきたい疲れないカラダの使い方3選

こんにちは!音大卒の整体師の有賀です。

前回は『なぜ音楽家さんはカラダを壊しやすいの?』というテーマでお話しましたが、その主な要因を簡単にまとめると

・音楽家さんは疲れが溜まりやすいカラダの使い方をする事が多く、それが蓄積していった結果カラダを壊してしまう。

という内容でしたね?

もしまだ読んでいなかったり、もう一度詳しく読んでみたい方はぜひこちらから読んでみてください!

 

さて、それを踏まえ今回はタイトルの通り
疲れないカラダの使い方を3つ紹介します。
これは専攻している楽器関係なく全ての楽器演奏者に共通する内容になります。
もちろん立った演奏も座った演奏にも共通する部分です。

え?立っていても座っていても共通するカラダの使い方なんてあるの?

と思った方もいるはずですが、実はあるんですよね。

正確には『意識する事』も少し含まれるのですが、間違いなく両者に共通する

・カラダが疲れない使い方

はありますので、さっそく紹介していきます!

 

鎖骨が動く事を意識する

まず1つ目は鎖骨です。
この鎖骨が動く事を意識したりイメージをします。

え、鎖骨って動くの?

と驚かれた方もいるかもしれませんが、鎖骨はきちんと、そしてしっかりと動きます。

もちろん鎖骨単独で動く事はありませんが(もし単独で動いていたら、それは脱臼か骨折をしている事になります)鎖骨は胸骨と肩甲骨を繋いでいるので、鎖骨が動く=肩甲骨が動くになります(胸骨はこの場合は動きません)。

つまり鎖骨が動かないと肩甲骨が上手く動かないので肩こりになったり、腕の筋肉に負担がかかり手の(指の)腱鞘炎になる場合もあります。

ですので、簡単にまとめると、鎖骨と肩甲骨がしっかりと連動して動けば肩や腕はそう簡単には疲れないと言えます。

 

腹筋を意識する

これはなんとなく簡単に予想出来た方も多いと思います。

でも恐らく、具体的にどの腹筋を意識すればいいのか?となると難しいかったかもしれません。

なぜなら腹筋は何種類もありますし、そしてそれぞれに役割があるので『どの腹筋を上手に使えると疲れないのか?』まで知っていて使える方はなかなかいないからです。

ですが、今からお伝えする内容は目新しいものではないかもしれませんが
『あ、なるほど~。そこがそういう使い方をするのね』
といった感じの気づきや発見が必ずあるので、ぜひ読み進めてくださいね!

ちなみにその疲れにくい腹筋は別名『コルセット筋』とも言われてます。
コルセットは腰痛などの痛みを和らげたりするための装具ですが、痛みを和らげるだけではなくカラダを安定させる役割があります。

要はカラダを外側から補助的に安定させているんです。
なので痛みが和らぐ効果もあるんです。

さて、そのコルセットと同じ役割をしている筋肉が、先ほどからお伝えしている
上手に使えると疲れない腹筋
ですが、正式な筋肉名は

・腹横筋(ふくおうきん)

といいます。

この腹横筋が上手に使えると、カラダの安定感が増しますし、何より呼吸が深くなる事で酸素をたくさんカラダの中に取り込めるので、疲れが取れやすくもなります。

そして、腹横筋を上手に使うには
・背骨
の柔らかさが必要になってくるので、ヨガのキャット&カウなどで動かすのは有効です。

ぜひともキャット&カウを試してみてください。

 

両足の裏をきちんと地面につける

最後はこれです。
これ、今すぐ簡単に出来る事なのですが、実はほとんどの方が地面にきちんと両足の裏をつけられていません。

なぜなら両足のどのあたりをつけるのが理想なのかを知らないからです。
また、両足の裏がきちんとつく=家でいう土台がきちんとしている事になります。

つまり、きちんとついていない=土台がガタガタになります。

土台がガタガタですと、骨組み(カラダですと骨格や筋肉)にどんどん負担が増えていき、最後は壊れます。

ですので、両足がきちんと地面につくようになるだけで、それこそ肩こりや首コリが減った方もいるくらいなのであなどれません。

そしてこの両足の裏をきちんとつくポイントは

・指先、指のつけ根、かかとの三点が地面についている事

です。

 

この画像のように3点がバランスよく地面についていると、カラダは安定します。
また、立っている時も座っている時も3点がついていれば安定するので、今この瞬間から3点がバランスよく地面についているかを意識しましょう。

 

本日のまとめ

さて、以上疲れないカラダの使い方を3つ紹介しましたがいかがでしたか?

もちろんこの3つさえできれば完璧に疲れない!とはさすがにいきません。
なぜなら個人個人でカラダの癖は違いますし、この3点に連動して他にも使いたい場所はいくらでもあるからです。

ですが、この3点を気を付けるだけでも、少なくとも今より楽にカラダを動かせるようになります。

また3点同時に意識しなくても

・私は肩こりが出やすいから鎖骨を意識してみよう
・僕はLIVEで立っての演奏が多いから、まずは足の裏のつき方からだな

といった形で、自分の現状に合わせて優先度の高いところから始めてみるのもよいと思います。

何よりこの3点を知ることで『自分のカラダを知る』きっかけにもなりますので、ぜひ試してみてくださいね!

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

記事を書いた人

有賀健人(あるがけんと)
有賀健人(あるがけんと)

長野県出身。7歳でピアノ、14歳でドラムを始める。小中高と野球部に所属しながら音大進学を目指し、洗足学園音楽大学 音楽・音響デザイン学科に合格。在学中、幅広く音楽に関する知識を学ぶ中で、「カラダの使い方が変われば音が変わる」という体験をし、それをきっかけにカラダの仕組みのトリコになる。卒業後、医療系国家資格を取得し、整形外科のリハビリ、整骨院勤務を経て、現在は都内でプライベート整体院を営む一方、ネットを中心に音楽家向けにカラダの大切さを伝える活動を行っている。

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